こんにちは、かおりと申します。
リーディング力(読解力)を上げる勉強ってどうすればいいの?と悩まれている方必見です!
この記事は、英語初心者の方がリーディング力を確実に&効率よくアップさせる勉強法について解説しています。
この記事は次のような方にオススメです!
- リーディング力を上げる勉強法を知りたい
- 英語初心者
- 英検,TOEICに挑戦中
- 洋書をスラスラ読めるようになりたい
本記事で紹介する勉強法を実践していただければ、英語初心者の方も必ずスラスラと英文を読めるようになります。
私も英検の対策をしていた時に一貫してこの勉強法を続けた結果、
最初は中学英語が怪しいレベルでしたが、その後
- 1年で英検2級に合格
- 4か月後に英検準1級に合格
- 2年半後に英検1級に合格
と、結果を出すことができました。
この勉強法をあなたのリーディング力アップにお役立てください!
ステップ1:適切な教材を用意する
リーディング力を効率良く伸ばすためには教材選びがとても大切です。
私がオススメする教材の条件は以下の3つ!
- レベル分けされた英文が載っているもの
- 日本語訳付きのもの
- 英文の量が多い教材
これらの条件を満たす教材が英検の過去問です。
過去問は書籍もありますが、いつでもどこでも手軽に学習したい方には
【旺文社 英検ネットドリル】もオススメします。
- 過去問6回分
- 予想問題ドリル
- でる順パス単
この3つをスマホやタブレットを使って学習できるので、隙間時間を勉強時間に変えることができます。
英検過去問以外でも、条件を満たすものであれば教材として向いていますが、
この記事では英検過去問を使う場合の勉強法を紹介します。
英検って「学生の時に受ける検定」というイメージが強いかもしれませんが、
実はリーディングをアップさせるのに過去問がめちゃくちゃ使えます!
レベル分けされた英文
英検の過去問は級ごとに使用される文法、語彙数が決まっています。
リーディング力を伸ばすためには理解しながら長文を読むことがとても大事ですが、
英検はレベル分けされているので自分に合ったものを選びやすいです。
簡単すぎる長文は既に理解できているのですから、それ以上の伸びはないです。
逆に難しすぎても理解までに時間がかかりますのであまり効率的とはいえません。
英検公式ページに過去問が載っていますので、ご自身のレベルチェックをしたい方は試しに読んでみてください。
長文の60~70%くらいを理解できる級を選ぶとちょうどいいと思います。
「文の大意はわかったけど、細かい部分は意味がよくわからなかった」というくらいが良いです。
日本語訳付きのもの
日本語訳付きの教材はリーディング力を上げるために必須です。
意味のわからない英文を読んでもほぼインプットになりませんので、日本語訳と照らし合わせて
単語の意味、文の構造を理解する必要があります。
1万語以上の英文をインプット
英検2級(過去6回)のテキストの場合、
長文パートだけで約9000文字、問題文も含むと1万語以上の大量の英語にふれることができます。
この過去6回分の長文を読み込めば量としては十分だと感じます。
読解力を上げるためには、
- 多くの英文をたくさん読む(多読)
- 決めた量の英文を何度も読む(精読)
どちらがよいのか悩ましいところではありますが、
私の経験上、初心者のうちはまず精読して「英文を正しく読む練習」をするのが効率的だと思います。
そして、英検過去問では1万語以上の英文を読めるので精読しつつ多読することも可能にしてくれます。
ステップ2:英文を読み、問題を解く
まずは長文を読んで、問題に解答してみましょう。
長文は最初から最後まで読んでください。
1~2回読んでみて問題の解答が終わったら、答え合わせをしましょう。
この時不正解が多かったとしても気にしなくてよいです。
英文を読む時には、次のことに気をつけてくださいね!
スキミング・・・大雑把に大意を把握する
スキャニング・・・必要な情報が書かれている部分を探してその他は読み飛ばす
試験テクニックを身に付けるのが目的ではないので、最初から最後まで全文を読むようにしましょう。
スラッシュリーディング・・文の意味のまとまりごとに(/)を入れながら読む
過去問は何度も繰り返し使いますので、スラッシュを入れてしまうと次回復習時の妨げとなってしまいます。
どうしてもスラッシュを入れたい方は、過去問のコピーを取りコピーの方に記入して下さい。
ステップ3:日本語訳を読んで意味を確認する
日本語訳と英文を照らし合わせて、英文を100%理解しましょう。
わからなかった部分はもちろん、読めたと思った部分も正解だったか日本語訳で確認します。
- 単語
- 文法
- 文の構造
の3つを理解するようにしましょう
わからないからといってすぐに日本語訳を見るのは、少し抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、意味のわからない英文を何度繰り返し読んでも、ほぼわからないままであることが多いです。
私は辞書で意味を調べたり、文法書で文法を調べるのは時間がもったいないと思うのですよね。
「答えを調べる」という点では、日本語訳を見るのも辞書で調べるのも結局同じです。
それなら日本語訳でさっさと確認した方が調べる時間を省略でき、早くて効率もいいです。
ステップ4:繰り返し英文を読む
このステップ4が本番です。
(ステップ1~3は準備作業)
リーディング力を上げるには、何度も読むことがめちゃくちゃ大事です!
以下の3つを何度も繰り返しましょう
文のまとまりごとにイメージしながら読む
和訳しながら読んでいては、時間がかかりすぎます。
頭の中で文章のまとまりごとに、状況などを頭の中で映像にしてイメージしながら読みましょう。
これは早く読めるだけでなく、英語を英語のまま理解することにもつながります。
音読する
意味を理解しながら音読すると、英語を英語のまま理解する練習になります。
頭の中で文章の意味をイメージしながら、文のまとまりごとに区切って音読をしましょう。
ネイティブスピーカーのようなスピードで読む必要はないです。
大事なのは自分の話している内容を理解しながら音読することなので、
誰かに読み聞かせるように、誰かに説明するようなつもりで長文を音読すると効果的です。
時間をおいてから繰り返し読む
翌日や一週間後などにまた読んでみましょう。
意味を確認したはずなのに、また読めなくなっている部分があるかもしれませんが大丈夫です。
繰り返し何度も読むうちに徐々にスラスラ読めるようになります。
「忘れる → 思い出す」を繰り返すことでリーディング力は上がっていきますよ。
私の経験談
最初に英検の長文を読んだ時は、文章のどこからどこまでが1つのまとまりなのかわからず、
「文法知ってる、単語も知っているのはずなのに、なぜ長文になると読めないんだろう」と
すごく悔しい思いをしました。
でも、過去問を何度も読むことでだんだんと文のまとまりがわかるようになり、
また読むスピードも速くなったのです。
あと、英検の長文問題は歴史、文化史、社会問題、環境問題、生物学や化学などについて書かれていて、
単純に読み物としてもおもしろいです。
つまらなくなりがちな長文トレーニングですが、知的好奇心を満たしながら取り組めるので良いなと思いました。
合格後の成果
英検2級に合格した後、ハリーポッターの原書に挑戦してみたら楽しく読めたので
とても感動したことを覚えています。
「読める・・読めるぞっ!」
あの時のムスカ大佐の気持ちをすごく理解することができました。(笑)
まとめ
最後に今までの内容のまとめです。
ステップ1:レベル分けされた英文テキストを手に入れる
ステップ2:英文を読んで、問題を解く
ステップ3:日本語訳を読んで内容を確認
ステップ4:何度も繰り返し英文を読む(意味をイメージしながら黙読・音読)
この勉強法を実践することで、一人でも多くの人に英文を読む楽しみを実感していただけたら嬉しいです!
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