こんにちは、かおりです。
「文法って勉強しても意味あるのかな?
学生の時に勉強したのにちっとも英語が話せるようにならなかった・・」
と思う方も多いかもしれません。
私が英語のやり直しの際、
まず最初に取り掛かったのは文法のおさらいでした。
文法は英語4技能(聞く、読む、書く、話す)全ての基礎となります。
30代から英語学習を開始し、
- 英検1級
- 全国通訳案内士
を取得できましたが、文法がこの英語力のベースの1つです!
この記事では、
- 英文法の勉強方法
- 初心者にもわかりやすい参考書
- 文法を使いこなすための学習方法
について解説していきます!
文法は英語習得への近道
たまに英語教材の謳い文句で、赤ちゃんが言語を習得するのと同じやり方で英語を学習すると良いというのを見かけます。
私自身が日本語を習得した際は文法書とか読んだ記憶はないので、もっともらしく感じる人もいらっしゃるかもしれません。
でも、大人になってから赤ちゃんと同じような方法で言語を学ぶのはとても非効率!
なぜなら、大量の英語に触れて自分で文法のルールを1つ1つ見つける必要があるからです。
文法を学ぶことは、数学で例えるなら「最初に公式を教えてもらってから問題を解く」・・・これに近いです。
自分で公式を見つけるのって大変ですよね。
最初にルールを学んでから、実際読む、聞く、書く、話すの練習をした方が早いです。
文法を最初に知ることが英語習得へのショートカット!
文法書は取扱説明書のように使う
英語初心者さんにとって、まず文法学習で大切なのは全体を把握することです。
英語を家電に例えるならば、文法は取扱説明書です。
取扱書は隅から隅まで暗記するくらいじっくり読む人は少ないですよね。
- とりあえず大まかに把握して、使いながら覚えていく
- わからないことあればその時にまた取扱説明書を読む
という使い方の人がほとんどだと思うのですが、文法もまさしく同じなんです。
文法書は英語のルール全体を把握するために1~2周する程度でいいと思います。
文法ルール確認したい時、スムーズに調べられるようになるのが
最初の目標です。
文法書を取扱説明書のように使えるようになりましょう。
家電でも、実際に使ってみることで取扱説明書の内容や意味が改めて理解できることありますよね。
文法も全く同じです。
実際に英語に触れる中で出てきた不明点を確認すると、理解がぐっと深まります。
疑問を見つける → 文法調べる → 使ってみる
このサイクルを繰り返すと、徐々に文法を意識することなく英語を使えるようになります。
最初に大事なのは文法の全体的な把握!
英語を使いながら文法を学ぶことで徐々に文法を使いこなせるようになります。
文法の習熟度は徐々に上がる
文法はとても大事なのですが、英語初心者のうちは文法の学習にあまり時間をかけすぎるべきではないと思ってます。
なぜなら、
- 文法を完全に暗記する
- 文法を使いこなして英会話する
これらをいきなりできるようにはならないからです。
文法を学ぶといっても、習熟度により出来ることに大きな違いがあります。
- 文法問題(四択)を解く→60%の習熟度が必要
- 英語を聞いたり、読んだりできる→80%の習熟度が必要
- 英語を書いたり、話せる→120%の習熟度が必要
「学生時代、何年も英語を勉強したのにほとんど英会話できない」という人は多いと思います。
これは多くの人が文法の習熟度が60~80%程度で、
会話に使えるほどのレベルではないためです。
文法問題を解くには「文法を知っている」だけで解ける
聞く・読むは、「文法を使うことができる」と可能
書く・話すは、「文法を使いこなす」必要があるため一番難しい
このため、いきなり120%を目指すのではなく、
少しずつ英語で出来ることを増やしていくために、文法の習熟度を高めていきましょう。
120%まで引き上げるには、かなりの反復練習が必要です。
最初から文法を完璧にしようとしない。(いきなりは無理)
英語知識ゼロでもOK!な文法書
私のイチオシ参考書はこちら、Evergreenです。
私が当初学習していた時はForestという名前だったのですが、
新しくグレードアップしてEvergreenとして出版されています。
本の内容はForestとほぼ同じという印象ですが、当時はなかった「アプリを使った学習」ができるようになっています。
では、この本の良い点をご紹介していきます。
文法はこの一冊でOK
英検2級レベルまで網羅されています。
この1冊さえあればこれ以上買い足す必要はありません。
参考書は何冊も手を出すよりも1冊をとことん使いこむ方がいいです。
オールカラー
英語初心者も学びやすい明るい雰囲気に仕上がっています。
なかなか文法書でオールカラーってないと思いますね。
絵が理解を助けてくれる
文法の概念を説明する際には絵が多用されています。
現在完了形、過去完了形などは過去・現在・未来の時間経過が絵で説明されている方が
めちゃくちゃわかりやすいんですよね。
私は「現在形」は過去のことも意味するのをこの本で知りました。
解説が丁寧
本の内容はほぼ解説です。文法問題は少しだけです。
絵と詳しい解説のおかげで、学生の時は英語に苦労していたのに
「なぜあの時理解できなかったんだろう?」って疑問に思うくらいすんなり理解できました。
アプリを使った学習
アプリでは例文や問題文をリスニングできたり、講義動画もあります。
まず動画で内容をおおまかに把握してから、本を読み進めると理解が早いと思います。
動画では「どっかの高校にこういう先生いそう。」という感じの
ザ・先生みたいな人が解説してくれます。
なかなか言葉では説明が難しいですが、動画を見ていただけるとおそらく高校時代にタイムスリップした気持ちになると思います。
動画はどれも短く、隙間時間を利用してみることができます。
このEvergreenについて、文殊-MONJYU-さんから取材を受けました!
Evergreenの良い点からちょっと微妙な点まで本音でお話させていただいたので、
【30代から英検1級・全国通訳案内士に合格】かおりさんがおすすめするEvergreenの評価は?も読んでみてくださいね!
文法を使いこなすための練習
文法を学んだら、英語を聞く・読む・書く・話す練習をしましょう。
ルールを知っているだけでは使いこなせるようにならないので、
実際に使ってみることが大事です。
練習のやり方詳細は以下のリンク先からご覧ください。
まとめ
- 文法は英語習得への近道
- 文法の習熟度により英語で出来ることが異なる
- 文法書は取扱説明書のように、わからないことが出てくる度に調べましょう
- 英語知識ゼロでもわかりやすい参考書、Evergreenがオススメ!
- 文法を勉強したら、次は実際に使ってみましょう
文法は英語4技能(聞く、読む、書く、話す)の基礎です。
大事な部分なので、しっかり身に付けたいですね。
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