こんにちは、かおりです!
「英会話を毎日やれば英語ペラペラになる・・」と思っていませんか?
この記事では、毎日1時間の英会話を2年間続けてみて、スピーキング力がどう変わったかを書いています。
現在、英語学習中の方やオンライン英会話を検討中の方などの参考になれば嬉しいです!
英会話開始当初のスペック
2年前の私の英語スペックは以下の通りでした。
- 英検1級、全国通訳案内士の資格を所持
- 英語は流暢ではなく、たどたどしい
- 英語で話しかけられると緊張で動悸がする
英検1級や通訳案内士に合格しているのに、英語がたどたどしいってどういこと?
と思われるかもしれませんが、実は英語学習者あるあるだと思います。
資格のための英語学習しかしてこなかったら、英語はあまり話せないままです。
試験に合格するにはスピーキング力よりも
- 語彙力
- 文法知識
- 読解能力
- リスニング能力
これらの能力を第一に問われる傾向にあります。
英語をあまり話せなくても合格できてしまうのです。
2年前、低いスピーキング力を変えたくて、外国人との英会話を始めました!
私の英会話パートナーについて
私の英会話のパートナーを簡単に紹介します。
- 言語交換アプリ「HELLO TALK」で知り合いました
- 英語非ネイティブ(スリランカ)
- 母国語の訛りはあまり感じず発音はクリア
- イギリス英語を話す
(昔イギリスの植民地だったため) - 私の文法ミスはほぼ指摘しない
- 日本語を勉強中
英会話の先生ではないので、基本的に英語を教えてくれたり、文法ミスの指摘などはないです。
主な会話の内容
平日は毎日約1~2時間、休日は2~3時間話しています。
主な会話の内容は以下のとおり。
日々の雑談
仕事での出来事や、同僚との笑い話などお互いの日常を話すことが多いです。
オンライン英会話ではテキストに沿って学習したり、トピックを決めて話し合いますが、そういったレッスンらしいことは全くしていません。
お店や役所に通訳として同行
この記事執筆中の現在、パートナーさんは母国へ帰国中です。以前は日本在住でした。
その際何か困りごとがあった時は、私が通訳として助けることがありました。
- 買った商品の修理する時
- 役所などに手続きに行く時
- ちょっと高価なものを買う時 など
状況を説明したり、詳しい話を聞く必要があったので、同行して通訳をすることがありました。
通訳の経験なんてなかなかできないので、とても楽しかったです!
日本語で書かれた手紙や案内文の翻訳
- 役所から届く手紙
- 職場での雇用契約書、社内連絡の手紙
- 家電の取扱説明書
など、日本語の書類は翻訳していました。
翻訳というと難しそうに聞こえるかもしれませんが、内容が伝わればいいので中学英語でも大丈夫でした。
1年後にできるようになったこと
毎日英会話を続けた結果、1年目の変化を簡単に書きます。
- 英語を話す際の恐怖心がなくなった
- 正しい文法に必要以上にこだわらなくなった
- 話ながら英文を組み立てられるようになった
- 中学レベルなら文法を意識せずに話せることが多くなった
- 日常会話なら意思疎通にあまり困らなくなった
- ブロークンな英語も多い
- 英語ペラペラにはまだ遠い
別記事にもまとめてあるので興味のある方は読んでみてくださいね。
2年後にできるようになったこと
結論として、1年前と比べて飛躍的に英会話力が伸びた実感はないですが、じわじわと伸びてきています。
改めて、英語力を伸ばすのは時間がかかりますね。
人によっては英会話2年続けたらめちゃくちゃ伸びて、日本語と同じような感覚で英語を話せるようになった人もいるのかもしれません。
私の場合、「少し上達したな」と感じる程度でした。
劇的に伸びた実感はないです。
どのような変化があったかは以下のとおり。
言いたいことの8割は英語で話せるようになった
普段スモールトークの雑談ばかりなせいかもですが、
「これ言いたいのに英語で何て言えばいいかわからない~!
(ギリギリギリ・・・)」←悔しくて歯切りする音
という頻度は減りました。
1年前だと7割程度だったかなぁと思うので10%くらい話せる英語が増えました。
長い文章を話せるようになってきた
「あ、今長い文章がスラっと出てきたな」と思う回数が増えました。
そういう瞬間はかなりうれしいですね。
文法を意識していない時に長い文章が出てくるので、使いこなせる文法を増やすと長い文章を話せるようになるんだと実感。
話せない時でもブロークンイングリッシュで意思疎通は可能
少し内容が込み入った事を説明する時は、英語が出てこない時があります。
そんな時でも
- 自分が知っている近い意味の単語を使う
- 例を挙げてみる
- 文法のまちがいは気にせずとりあえず話す
など、ブロークンイングリッシュながらも何とか伝えられることが増えました。
今まで会話を重ねてきた経験があるから「きっと伝えられるはず」という自信がついて、
粘り強く話続けられるようになりました。
文法を思い出しながら話す時は話すスピードが遅くなる
まだ全ての文法を使いこなせてはいないです。
文法を意識せずに話す時は日本語を話す感覚に近くスラスラ話せるのですが、文法を意識しないと話せない時は
「まず最初にwould have がきて・・・その次は過去分詞で・・」など、頭の中で文法ルールを思いだしながら話しています。
文法ルールを思い出しながら話すので、スピードはゆっくりになります。
海外に一人で行く際、言語の壁はほぼ感じない
今年は海外へ一人で行き、1週間程度ほぼ英語のみでしたが問題なく過ごせました。
行く前は正直「どうなるかな~?」と不安もあったのですが、行ってみると普通に英語が通じたのであまり苦労はなかったです。
海外で困ったことが起きても、誰かに状況を説明したり、質問できるから大丈夫!という自信につながりました。
海外ではホテルに滞在せず、言語交換パートナーさんの自宅にホームステイさせてもらいました。
ご家族や友人、親戚の方ともお話できて英語経験値が上がりました!
日本語字幕なしで洋画を観れるようになった
言語パートナーさんは映画鑑賞が好きなので、よく「この映画良かったよ!」とオススメしてくれます。
ネットフリックスでそのおすすめ映画を観るのですが、英語音声&英語字幕で観ています。
まだ英語音声だけで洋画を楽しむ自信がないので英語字幕もつけていますが、
作品によっては日本語を介さず洋画を楽しめるようになりました。
スピーキング力アップのために大事なこと
漫然と英会話を続けるだけでは、スピーキング力は上がりにくいと感じます。
大事なのは学びつつ英会話を続けること。
言語パートナーさんとの英会話以外でどんな英語学習をしているかを紹介します。
話せなかった英語は調べる
英会話中に話せなかった英語はメモしておいて、後から調べるようにしています。
会話はどんどん流れていくので、「言えなかった英語は何だったっけ?」と忘れてしまうこともありますが、極力メモをとるよう気をつけています。
調べ方は単語を言えなかっただけなのか、長文を言えなかったのかによって変えています。
【単語・短いフレーズ】「〇〇〇〇 英語」で検索する
単語や短いフレーズの際は、
単純に「〇〇〇 英語」で検索して調べるようにしています。
例えば「よろしくお願いします」を英語で言いたいけれど、どう言えばいいか思いつかない時は
「よろしくお願いします 英語」で検索。
英語の正解は1つではないので、同じ意味の英文でも多様な言い方があることが多いですが、一番しっくりくる表現を覚えています。
【長い文章】ChatGPTに聞く
物事をうまく説明できなかった時など、長文の時はChatGPTが便利です。
「翻訳して『ここに翻訳してほしい文章を入力』」
と入力すると、長文でもすぐに翻訳してくれます。
下記は、私がニュースについて彼と話ししていた時のChat GPTの翻訳例です。
少し文字が小さいので下に引用をのせます。
翻訳して「3歳の男の子が浮き輪をつけたまま川に流されました。まだ男の子は見つかっていませんが、川の下流で破れた浮き輪が見つかったそうです。男の子の浮き輪でないといいのですが。」
ChatGPTへの質問
An incident occurred where a 3-year-old boy, with a lifebuoy attached,was swept away by the river. The boy hasn’t been found yet,but a torn lifebuoy, believed to be his, was discovered downstream. Let’s hope it’s not the boy’s lifebuoy.
ChatGPTの翻訳
今回のChatGPTの翻訳は全て中学で習う文法でした。
簡単な英文のはずなのですが、伝える事項がいくつかあったり、知らない単語がいくつかあるとなかなかスルッと英語が出てこないことがあります。
ChatGPTの翻訳文を見なくても話せるようになるまで何度も音読すると、次回からは会話の際に言えるようになります。
また、ChatGPTは自分がした質問は全て残るので、時々読み返すと復習になりますよ。
ちなみに「翻訳して」とお願いしたら無言で翻訳文を教えてくれるChatGPTさんですが、
「Could you tell me ~?」と丁寧な表現でお願いしてみると、
翻訳前に「Of cause!」「Sure!」などの返事と共に翻訳文を教えてくれます。
ちょっと人間味を感じます。(笑)
動画や洋画を観て多様な発音に触れる
私は一人の言語パートナーとの英会話を続けているため、いろいろな発音や訛りに触れる機会がありません。
そのため、なるべく英語の動画や洋画を観ていろんな発音に触れるようにしています。
文法のおさらいは毎日継続
文法のおさらいは常にやっています。
文法を知っていることと、使いこなせることは全く異なります。
ですので文法を使う練習をしています。
主に、日本語訳を見て、英訳を話す練習をしています。
毎日話せる外国人の見つけ方
英会話には相手が必要です。
どうやって話し相手を見つけるかはいくつか方法がありますが、この記事では特に手軽なものを2つご紹介します。
言語交換アプリ
私もこの方法で言語交換パートナーを見つけました。
HELLO TALKというアプリです。
(無料で利用可!)
HelloTalkハロートーク – 英語韓国語勉強&言語交換
HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP無料posted withアプリーチ
使用感はX(旧twitter)に近い感じですが、語学交換に特化したSNSです。
お互いの母国語を教え合う言語交換で、学習している言語で日記や質問を投稿すると、その言語を母国語とするユーザーが添削・回答をしてくれます。
添削や回答はユーザー同士のボランティアです。
まずはあなたから日本語学習中の英語話者の投稿を添削してあげましょう。
お礼に英語を教えてもらえる可能性が高くなります。
LINEのように
- メッセージのやりとり
- 無料通話
ができる機能があり、言語交換パートナーを見つけやすいです。
言語交換パートナーを見つけるには時間がかかることが多いですし、
気の合う相手を見つけるには運も必要です。
気長に探しましょう。
オンライン英会話(Native Camp)
早く確実に英会話の相手を見つけたい方はオンライン英会話がベストです。
オンライン英会話はいろいろありますが、Native Campはレッスン回数は無制限なので、好きなだけ英語を話す練習ができてオススメ。
世界中に講師がいるので、多様な発音に触れることができ英会話の経験値をたくさん貯められます。
- 世界130か国以上の講師が在籍
- レッスン回数無制限
- レッスン時間を自分で決められる(5分でもOK)
- 予約不要(予約したい場合はできる)
- スカイプ不要
先生ですから、文法のミスをこまめに指摘してもらったり、発音を矯正してもらうなど、言語交換パートナーでは難しいことも学ぶこともできます。
英語学習のアドバイスや、英語の疑問などにも答えてもらうので効率的に英会話力を伸ばすことができますね。
まとめ
英会話を2年間続けてみてできるようになったことはたくさんあります。
正直ネイティブレベルにペラペラとまではいきませんが、1年前と比べてできるようになったことは着実に増えています。
なかなか地味な進歩ではありますが、3年目の変化を楽しみにがんばって継続したいです。
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