子育て中の毎日は、とても忙しいですよね。
しかし、子育て中だからこその英語学習のメリットや時間術があります。
この記事では、私が実際に子育て中に英語のやり直しをして、親子共に良い影響があったと思えた点を書きました。
また、子育て中にどうやって勉強時間を確保していたかを紹介いたします!
- 娘が幼稚園入園を機に英語学習開始
- 中学英語すら怪しいレベルからのスタート
- 開始5年で英検1級合格
- その後、全国通訳案内士に合格
- 言語交換の外国人パートナーと国際再婚
英語学習を始めて10年以上の経験談をブログで執筆してます
子育て中に英語学習する5つのメリット
子育て中に英語やり直しを始めてみて、主に5つのメリットがあると感じました。
子どもと一緒に英語学習できる
私は学生時代、英語が得意ではありませんでした。
文法もよくわからなかったし、特に長文が苦手でしたね。
テストでは最後の長文問題がいつも解けずにいました。
英語への苦手意識はあったものの、重要性は理解していた私。
娘を子育てするうちに、
幼いうちから英語に触れたら、
娘は将来英語に苦労せずにすむのでは?
と思うようになりました。
さらに
子どもと基礎からやるなら、
私自身も無理なく英語のやり直しができる!
と思いました。
早速娘とおうち英語を始めましたが、主に子ども向けの絵本や英語動画を一緒に観ていました。
子ども向けなので、絵や映像で直観的に理解できる簡単な英語なため、
英語を日本語で訳することなく、英語のまま理解するのに役立ちました。
まだ小さなお子様も、お話や映像を楽しみつつ、自然に英語に触れることができます。
日常で使うシンプルなフレーズが多いので、
「こういう時はこう言うのね」と勉強になりました。
英語力が思うように伸びない子どもへのストレス発散
私が娘にしていたおうち英語学習は、結局のところ失敗に終わりました。
大きな原因は、娘があまり英語に興味を示さなかったことです。
まだ日本語がよくわからないうちは、日本語でも英語でも楽しそうに触れていたのですが、
ある程度の年齢になり日本語の理解がすすむと、日本語のものを好むようになりました。
これは、私のおうち英語のやり方が下手くそだったのでしょう・・(;’∀’)
最初、なかなか英語力が育たないことにイライラすることもありましたが、娘といえども別人格。
思うようにいかないのは当たり前のことですね。
でも自分自身なら、自分の気持ち次第、努力次第で何とでもなります。
「今から30分音読しよう」
「英単語100語を1週間で覚えよう」
「参考書1冊を7周したらどうなるかやってみよう」
など、自分の思うスピードで、たてた計画を実行できます。
これがすごーく爽快でした!
そして、自分自身の英語学習が思うようにできていると、娘へのおうち英語も気楽に取り組めるようになりました。
最終的に「あんまり好きそうではないな」と娘の様子を見て、気楽に諦めることもできました。
子どものうちから英語ができなくても、やる気さえあれば大人になってからでも英語はできるようになる、と自分自身知ったからです。
親が学ぶ姿を見せることができる
社会に出てからも、
- 仕事上で必要なこと
- 昇進試験
- スキルアップ
など、勉強する機会はあります。
勉強は学生の時だけ・・ではないですね。
常日頃から親が勉強していれば、子は
「勉強は大人もするものなのだ」
と思うでしょう。
挑戦しつづける親の姿を見せることで、子どもも新しいことに意欲的に挑戦できるようになったり、失敗も通過点の1つだと認識できるようになると思います。
子育て中のジレンマ解消
子育て中は思うように働けませんでした。
人により状況は異なると思いますが、私の場合は
娘は頻繁に熱(月に2回発熱、そして一度熱を出すと4~5日続く)を出していました。
月に8~10日ほどは看病をしており、パートでさえ働くのが厳しい状態・・・。
専業主婦だったので、いつでも子どもの病気に対応できる安心感はありますが、
- 働いていないことへの後ろめたさ
- 経済的に旦那に頼りきっている状態の歯がゆさ
- 世の中から取り残されているような気持ち
などを感じていて不安な気持ちもありました。
働きたいけど、子どもがいて思うように働けない・・。
そんなジレンマを抱える母親は多いと思います。
私の場合は、英語学習をすることで
「少しでも将来にプラスになることをしている」と、前向きな気持ちになれました。
試験に合格できたら、がんばりが目に見える結果になります。
「学生の時は苦手だったけど、やればできる!」と自信になりました。
再就職時に役立つ
突然の離婚と就職活動
私は40歳を過ぎてから、事情により(;’∀’)
突然別居し、その後離婚しました。
わりと仲の良い夫婦だったのですが、人生どうなるかわからないものだと痛感しましたね。
- ブランクが約15年の専業主婦
- 40代という年齢で正社員に再挑戦
とても厳しい条件です・・。
ハローワークで言われたこと
再就職するためハ0ローワークに行きましたが、改めて40代の専業主婦→正社員への難しさを知りました。
- 40代はほとんど書類選考で落とされる
- 面接までたどり着ける会社は少ない
- 面接に行けても落とされることが多い
落とされる前提で、ガンガンいろんな会社に応募してください!
と言われました。
そんなに狭き門なのか・・とショックを受けましたね。。。
でも、もともと私は就職氷河期世代。
20代で就職する際も100社申し込んで内定もらえたのは1社のみでした。
(あの時代は同じような人多かったと思います。)
「前にやってるのだから、今度もできる。」と、氷河期経験の経験から前向きになれました。
就職活動をしてみて
子育て中に英検やTOEICの資格を取っていたので、再就職時にアピールポイントとなりました。
書類選考もほぼ通りましたし、面接は計4社受けましたが全て通りました。
今は人手不足な時代なのも味方したと思います
面接では英語スキルを褒めていただけましたし、
逆に「もっといいところに就職できるのでは・・。なぜうちに?」と質問されることもありました。
また学生時代ではなく、つい最近取得したものであることも功を奏しました。
英語を使わない仕事であっても、
- 勤勉性
- 記憶力に衰えがないこと
- 継続できる根気強さ
これらの点をアピールできます。
無事に就職
就職活動は1か月もかからずに終わり、一番に希望していた会社に就職できました。
英語を使う仕事ではありませんが、
たまに海外から電話がかかってくることがあるので、その際は対応します。
海外のサイトや英文メールの翻訳を頼まれることがあり、ちょこっと英語が役立つ時がありますね。
子どもがいますし、安定した仕事に就くことができホッとしました!
子育て中に勉強時間を確保する方法
子育て中は忙しく、勉強する時間なんてないと思いがちです。
でも、隙間時間なら1日のトータルで考えると、かなりあるんですよね。
私が子育てしながら、いつ・どんな方法で勉強していたかを紹介します。
どれだけたくさんの学習時間を確保できるかで、
英語力が伸びるスピードが変わります。
人により子育て中の状況は様々だと思いますが、1つでも参考になる部分があれば取り入れてみてくださいね!
夜寝かしつけをしながら
寝かしつけって時間がかかるんですよね~。
子どもによってかかる時間は異なるでしょうが、私の娘の場合30分~1時間かかってました。
一人寝を嫌がる子だったため、小学校に入学する時くらいまで寝かしつけの日々。
幸いなことに娘の隣にいるだけで大丈夫だったので、英語学習ができました。
(背中トントンや絵本の読み聞かせが必須のお子様だと厳しいかも・・・)
寝かしつけ中は目・口・耳の3つが全て暇なので、どんな学習でもできましたが、
- リーディング
- 音読
を主にやっていましたね。
本を開けて勉強できる時間って、子育て中主婦には少ないです。
寝かしつけ中は本で勉強できる貴重な時間でした。
暗い部屋の中、懐中電灯で本を照らしてました
娘は私の話す英語を聞きながら寝入る感じです。
これで毎日30分~1時間くらいの勉強時間が確保できてました。
ドライヤーで髪を乾かしながら
私はロングヘアなので、お風呂の後ドライヤーで乾かすのに10分ぐらいかかります。
この時間をただ乾かしていてはもったいない!と思った私。
ドライヤーの音がうるさいのでリスニングはできませんが、口や目は暇ですね。
- リーディング
- 音読
をメインに勉強していました。
本は大きめのクリップ等で、閉じないように押さえてました。
本を持つ必要がないので便利!
これで勉強時間10分確保できます。
茶碗洗い
ほぼ手しか動いておらず、作業も単調なので頭もあまり使いません。
ただ、目は洗い物を見る必要があります。(ここ汚れてるな・・とか)
そのため耳、口のみ使う勉強の時間にできます。
私の場合は、
- リスニング
- シャドーイング
の学習にあてていました。
私は1日2~3回食器を洗っていて、1回につき10分程度かかっていました。
これで20~30分の勉強時間確保です!
朝、子どもを学校(幼稚園)に送りだすまでの準備中
朝はニュースなどのテレビをつけっぱなしにしている家も多いと思いますが、消しましょう。
英語のCD等を流すだけで、リスニングの勉強時間へと変わります。
子どもや家族と会話したり、なにかと慌ただしい時間帯ですので集中して聴くのは難しいと思いますが
私は「1文でも英語を聞けたら、英語力のプラスになるね」
っていう気楽な気持ちでやってました。
細切れであっても毎日積み重なればかなりの英語リスニング時間を確保できます。
通勤中
通勤中は移動しているだけなので、英語学習の時間にあてられます。
私の職場は家から10分程度の短距離のため、イヤホンで音源を聴きながら
- リスニング
- シャドーイング
などの耳・口でやる学習をしています。
たった10分ですが、1か月の通勤で約200分(3時間半)の勉強時間の確保です!
長時間の電車通勤の方は、リーディングなどの本を使ったじっくり腰を据えた勉強もできそうですね!
子ども幼稚園・学校に行った後
学校(もしくは幼稚園など)に行っている間はまさに英語学習のゴールデンタイムです。
光の速さで家事を終わらせて、勉強開始してました。
当時専業主婦でしたが、家事は必要最低限に絞ってましたね。
子育て中は机に向かって勉強する時間を確保するのは難しいですが、子どもが学校に行っている間は集中して勉強できる貴重な時間です。
私は「ながら学習」ではできない部分を勉強していました。
- リーディング
- 単語の暗記
- 参考書の問題を解く
など、目で見て勉強する必要があるものを重点的にやっていました。
私の場合ですが、2~4時間の勉強時間を確保できていました。
寝る前
全ての家事を終わらせて、寝るまでのひととき・・・。
机の上で勉強できる貴重な時間です。
洋画や海外ドラマを観たり、洋書を読んだり、
生の英語に触れる時間にしても良いですね!
また、布団に入ってから寝入るまでには少し時間がかかるもの。
私は、リスニング教材の音源を流しながら眠りについていました。
寝入るまでの時間をリスニングの勉強時間にあてられます。
最後の方は半分寝ているためきちんと聴けていませんでしたが・・・。
少しの隙間時間でも英語学習する習慣がつくと、積み重なって
多くの時間が学習時間に変わります。
まとめ
子育て中と一言で言っても、人により状況は様々です。
私のように専業主婦の方もいらっしゃれば、パートで働いている方、正社員の方、
または親の介護も同時にされている方もいらっしゃるかもしれません。
私が紹介した勉強時間確保の方法も、全部やろうと思うと無理な人もいらっしゃると思うので、
どれか1つやってみるだけでも全然良いと思います。
英語ができると親子共に得られるものは大きいです。
子育て中だからこそ!英語学習をしてみてくださいね。
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