【シンハラ語の学習①】主語を学ぶ

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国際結婚

この記事では、全くのシンハラ語初心者、知識ゼロの私が

どのようにシンハラ語の主語を勉強したか、

  • 参考にした動画
  • 参考にしたWebサイト
  • 使用しているテキスト
  • 学んだ内容

などを記事にまとめています。

かおり
かおり
  • 夫はスリランカ人
    (普段の会話は英語)
  • 英語をやり直し、中学英語レベル(開始当初)→英検1級取得した経験あり
  • 現在は英語とシンハラ語の学習を同時進行中

シンハラ文字を学ぶ記事もアップしています。

シンハラ語には日本語にない発音もあります。
まず最初に文字と発音を覚えると後の学習がスムーズだと思います。

はじめに

この記事でシンハラ語学習に使用しているのは、主に若干スリラン化のマシャ先生の動画です。

  • 発音
  • マシャ先生のスリランカ小話
    (シンハラ語を覚えるのに役立つ内容です)

などは動画を視聴してご確認ください

また、いい感じにまとめられているテキストがあった方が、動画がよりわかりやすいと思います。

そこで当ブログでは、「ニューエクスプレス シンハラ語」

をテキスト代わりに使用しています。

テキスト=「ニューエクスプレス シンハラ語」のことを意味しています。

マシャ先生のシンハラ語講座 第1回

この動画では、

  • マシャ先生の自己紹介
  • スリランカについて
  • これから始まるシンハラ語講座の概要
  • おススメの学習方法

などを説明されています。

ちなみに動画の中でスマトラ沖大地震の際、スリランカで津波に飲まれかけたことを軽~くお話されていますが、

マシャ先生の著書を読むと、実際はかなり壮絶な被災体験です。。。

本全体的にはスリランカでの生活を綴った楽しい内容のものが多く、スリランカという国がよくわかる内容になっていますので、興味ある方はご一読を!

かおり
かおり

すごくおもしろくて(時に感動も・・)何度も読み返している本です。
寝る前に読むと、そのまま幸せな気分で眠れるのでオススメです。

マシャ先生のシンハラ語講座 第2回

いよいよ文法学習の始まりです。

基本的な主語(私、あなた、この人、あの人、その人 等)を学べる内容です。

主語だけでは文章を作ることはできませんが、文章を作れるようになるための第一歩ですね!

かおり
かおり

動画ではシンハラ文字での説明はないですが、
私は文字も覚えたかったので、シンハラ文字の説明も加えています。

<1人称・私> 

テキストp26,150

私は私の私に私を
මම
(ママ)
මගේ
(マゲ)
මට
(マタ)
මාව
(マーワ)

මට(マタ)の(タ)は巻き舌でタと発音します。

の形が、舌がくるっと巻いている感じに似ているので、文字の形から覚えると覚えやすいです。

<『私』の例文>

මගේ නම මෂ・・・私の名前はマシャです。
(マゲ ナマ マシャ)

මට දෙන්න・・・私にください。
(マタ デンナ)

මාව උදව් කළා・・私を助けてくれた
(マーワ ウダヴ カラ)

<2人称・あなた> 

テキストp26,31,150

あなたはあなたのあなたにあなたを
ඔයා
(オヤー)
ඔයාගේ
(オヤーゲ)
ඔයාට
(オヤータ)
ඔයාව
(オヤーワ)

<丁寧に言う『あなた』> テキストp26

  • 初対面の人
  • 年上の人
  • ビジネスの相手

にはඔයා(オヤー)よりもඔබ(オバ)の方が良い。

あなた様はあなた様のあなた様へあなた様を
ඔබ
(オバ)
ඔබගේ
(オバゲー)
ඔබට
(オバタ)
ඔබව
(オバワ)
かおり
かおり

動画ではオバーと発音されていますが、
スリランカ人の夫に確認すると「オバーと伸ばさず、オバ」
とのことなので、伸ばさない発音で書いています。
※地方により発音に差がある可能性があります
 (夫はコロンボ在住でした)

<3人称 この人、あの人、その人> 

テキストp26,47

この人あの人その人
මෙයා
(メヤー)
අරයා
(アラヤー)
එයා
(エヤー)
  • මෙයා・・・近くにいる人
  • අරයා・・・見えているけど、少し離れた場所にいる人
  • එයා・・・目の前にいない遠い人

<ピンポイントの場所 ここ、あそこ、そこ> 

テキストp58

ここあそこそこ
මෙතන
(メタナ)
අතන
(アタナ)
එතන
(エタナ)

「あそこ」はඅතනは(アタナタ)と書きますが、

実際の発音はアタンタというとネイティブっぽい発音になります。

<大まかな場所 この辺、あの辺、その辺> 

テキストp58

この辺あの辺その辺
මෙහේ
(メヘー)
අරහේ
(アラヘー)
එහේ
(エヘー)
かおり
かおり

動画では「あの辺」をඅහේ(アヘー)と説明されてますが、
スリランカ人の夫によるとඅරහේ(アラヘー)とのこと。
「キャンディでは方言でඅහේが使われているかも」と言ってました。
一般的にはඅරහේ(アラヘー)が使われているようです。

スリランカでは、あいさつ代わりに

කොහේද යන්නේ?
(コヘーダ ヤンネ)「どこ行くの?」と聞かれることがあるので

එහෙ මෙහෙ යනවා(エヘ メヘ ヤナワ)「あちこち行くよ」と答えるのも良い。

<物のこれ、あれ、それ> 

テキストp58

これ(物)あれ(物)それ(物)
මේක
(メーカ)
අරක
(アラカ)
ඒක
(エーカ)
  • මේක・・・自分の近くにあるもの
  • අරක・・・見えているけど、遠くにあるもの
  • ඒක・・・目の前にないもの

<物の複数形 これら、あれら、それら> 

テキストp58

これらあれらそれら
මේවා
(メーワ)
අරවා
(アラワ)
ඒවා
(エーワ)

いくつか物がある場合は、複数形になります。

かおり
かおり

語尾が「ワ」になる共通点がありますね!

基本的な主語の復習におススメなブログ記事

マシャ先生の動画で、一通り基本的な主語を学んだ後に

復習にぴったりなブログをご紹介します。

カレー☆ハンター様ブログです。

serendipさんで学んだ知識をブログにまとめておられます。

まだ習っていない単語も表に含まれていますが、とてもわかりやすいのでご紹介します。

【シンハラ語】これ、それ、あれ、どれ(指示代名詞)こそあど言葉【レッスン復習帳】初級#2-1

【シンハラ語】私、あなた、彼、彼女(人称代名詞:一人称、二人称、三人称)【レッスン復習帳】初級#2-2

【シンハラ語】人称代名詞の格変化(~は、~の、~に、~を)【レッスン復習帳】初級#2-3

かおり
かおり

何の知識もない状態でこちらのブログを見ても覚えにくいかもしれませんが、

マシャ先生の動画を観た後だと、「この表わかりやすい!」ってなります。

マシャ先生のシンハラ語講座 第3回

家族の名称を学べる動画です。 
テキストp76

この語彙を増やせば、家族について話す時や、会話を理解するのに役立ちます。

おススメ暗記法

単語を聞いたり見たりした時に、単語の意味をイメージで頭に思い浮かべてください。

日本語訳はあくまでも意味を理解するためのものなので、

例えば「තාත්තා(ターッタ)=お父さん」という風に和訳で暗記しない方がいいです。

マシャ先生も「なるべく日本語は書かない方がいいかも」と動画内でおっしゃっているのは、いちいち和訳していてはリスニング時にスピードについていけないからだと思います。

単語の意味をイメージを頭の中で思い浮かべて覚えると、実際の会話でも相手の話から言葉の意味がイメージで次々と頭に浮かび(映像のように流れる感じ)、会話のスピードについていくことができます。

この方法で、TOEICのリスニングでほぼ満点とれるようになったので、シンハラ語でも有効な暗記法だと思います。

お父さん、お母さん

お父さん・・・තාත්තා(ターッタ)

お母さん・・・අම්මා(アンマー)

文字上では(アンマー)と伸ばす発音ですが、夫がお母さんと電話している時の会話を聞いていると
「アンマ」と短い発音なんですよね。

マシャ先生も「伸ばしても、短くてもどちらでも通じる」とおっしゃってるので、どちらでも良さそうです。

かおり
かおり

突然痛い出来事が起こると(タンスの角に小指ぶつけるとか)
スリランカ人は「アンマー!」って言います。
(この時はちゃんと伸ばして発音してる)

日本でいう「痛ったー!」に近い意味で使われるようです。

<マシャ先生の例文>
アラヤー マゲー ターッター・・・අරයා මගේ තාත්තා
(あの人 私の お父さんです。)

アラヤー オヤーゲ アンマ ダ?・・・අරයා ඔයාගේ අම්මා ද
(あの人 あなたの お母さんですか?)

おじいちゃん、おばあちゃん

おじいちゃん・・・සීයා(シーヤー)

おばあちゃん・・・ආච්චි(アーッチ)

අප්පච්චි(アーッパッチ)はおばあちゃんの別称だと説明されていますが、
動画タイトルでも訂正されています通り、お父さんの別称です。

かおり
かおり

夫によると「キャンディの人はお父さんのこと、よくඅප්පච්චිって言ってるよ。」とのことです。

兄、弟

兄・・・අයියා(アイヤー)

弟・・・මල්ලි(マッリ)

スリランカでは、血はつながっていない他人でも

親しみを込めてඅයියා(アイヤー)、මල්ලි(マッリ)と呼ぶことがあります。

かおり
かおり

スリランカからの電話でも、
夫がよく「マッリ!」と呼ばれているのを聞きます。
(夫は一人っ子)

姉、妹

姉・・・අක්කා(アッカー)

妹・・・නංගි(ナンギ)

血はつながっていなくても、親しみを込めて、

自分より年上の女性にはඅක්කා、年下の女性にはනංගිと呼ぶことがあります。

<マシャ先生の例文>
オヤー メヤーゲ ナンギ・・・ඔයා මෙයාගේ නංගි
あなたは この人の 妹です。

夫婦、夫、妻

夫婦・・・යුවළ(ユワラ)

<例文>
ඔව්ගොල්ලෝ යුවළ ද
(オーゴッロ ユワラ ダ?)・・・あなた達は夫婦ですか?

  • ඔව්ගොල්ලෝ(あなた達)
  • (~ですか?)

夫・・・පුරුෂයා(プルシャヤ)

夫・・・ස්වාමියා(スワーミヤ)

妻・・・බිරිඳ(ビリダ)

<マシャ先生の例文

この人は私の旦那です
මෙයා මගේ ස්වාමියා

かおり
かおり

夫によると、ස්වාමි(スワーミ)はカジュアルな表現で、
ස්වාමියා(スワーミヤ)はややフォーマルな響きがあるとのこと。

子ども、息子、娘、赤ちゃん

子ども・・・ළමයා(ラマヤ)

かおり
かおり

動画ではラマイと板書されてますが、ළමයා(ラマヤ)だそうです。
夫によると、මයි(ラマイ)は複数形で「子どもたち」の意味だそうです。

息子・・・පුතා(プター)

娘・・・දුව(ドゥワ)

赤ちゃん・・・බබා(ババー)

マシャ先生 スリランカ小話

スリランカ人は褐色の肌ですが、その中でも白っぽい褐色、黒っぽい褐色など
色のバリエーションがあり、
親しい間柄では「色 + 兄 or 弟」で呼び合うことがあるようです。

白はසුදු(スドゥ)
黒はකළු(カル)

そのため、例えば
白い弟・・・සුදු මල්ලි
     (スドゥ マッリ)
黒い兄・・・කළු අයියා
     (カル アイヤー)

等と呼び合うことがあるそうです。

夫に、「女性でも「スドゥ アッカー」とか「カル ナンギ」とか呼ぶことあるの?」と聞いてみたところ、「ある」とのこと。
でも「親しい人以外には使わないように。」とのことでした。
日本人の私は使わない方が良さそうです。

でも色で呼び合う文化があることを知っておくと、会話で耳にしても理解できますね。

まとめ

主語になるもので基本的な語彙を学びました。

ほんの少しの語彙と文法を学んだだけですが、使用頻度は高いものばかり。

シンハラ語を話す上ですごく役立つはずです!

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