英語学習中の方、こんな風に思ったことはないですか?
- 外国と友達になって毎日話せば英語ペラペラになるんだろうな
- 英会話教室に行けばどんどん英語が話せるようになるんだろうな
私も「毎日英語を話したら1年後にはペラペラになるのでは・・・」
と思ったので、実際にチャレンジしてみました!
開始当時の私の英語スペックは以下の通り
- 英検1級、通訳案内士の資格は取得していた
- 英語は流暢ではなく、たどたどしい
- 英語で話しかけられると緊張で動機がする(;’∀’)
持っている資格は高難度ですが、
主にリスニング&リーディングを学習していたので
英会話はかなり苦手でした。。。
この記事では
- 外国人の語学交換パートナーを見つける方法
- 英会話上達の学習法
- 毎日1時間英語で365日話し続けてみたスピーキング力の変化
これらについて書いています。
外国人の方との語学交換や、オンライン英会話などをご検討されている方の参考になりましたら幸いです!
英会話の練習相手を探そう!
私は毎日英語を話せる相手を探す際に
- オンライン英会話
(スクールによりますが月数千円程度必要) - 言語交換パートナー(無料アプリ使用)
のどちらかで考えました。
(当時はコロナのため外出制限があり、英会話カフェなどの対面での会話は選択肢になかったです。
コロナが落ち着いてきた今なら良いかもしれませんね!)
言語交換アプリを選んだ理由
結局、無料の言語交換アプリでチャレンジしてみることにしました。
言語交換とは、お互いの母国語(又は精通している言語)を教えあうことです。
例えば、英語学習中の日本人と、日本語学習中のアメリカ人がパートナーになれば、
お互いの学習言語を教え合うことができます。
私が使ったのは、Hello Talkというアプリ。
HelloTalkハロートーク – 英語韓国語勉強&言語交換
HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP無料posted withアプリーチ
Hello Talkのメリットは以下のものがあります。
- X感覚でアウトプットの練習ができる
- 質問したら世界中のユーザーから教えてもらえる
- LINEのようにユーザー同士でメッセージをやりとりできる
- 無料通話機能があるのでLINE電話のように世界中の人と話せる
- 他のユーザーの英文を読むとインプットになる
- 無料で使える(課金もありますが無料でも十分使える)
- 外国人の友達ができる
「言語交換のパートナーが見つからなければ、オンライン英会話を始めよう」
という、ダメ元の気持ちで始めました
言語交換アプリの注意点
実際にHello Talkを使ってみて、デメリットな点をあげます。
特に国際ロマンス詐欺師には注意が必要です。
私の場合は、自称アメリカ人軍医(当時アフガニスタン駐留)からメッセージがきました。
- 返事が即レス(軍医は暇ではないはずだし、時差もあるはず)
- LINEに切り替えがたる(海外でLINEはマイナー手段)
国際ロマンス詐欺師にはこれらの共通する特徴がありますので、
少しでも怪しいと思ったらブロックしてください。
無料アプリのため多様なユーザーがおられます。
また、投稿への添削はユーザー同士のボランティアなので強制できません。
(課金して自分の投稿を上位表示させると多くのユーザーの目につきやすいので、添削される確率は上がると思いますが、これも必ずではありません)
英語を投稿しても誰も添削してくれなかった時はけっこう寂しかったです。(;’∀’)
無料なので、あまり多くを求められないですね・・・
言語交換パートナーをさがしてみよう!
私が実際に言語交換をした経験から、どんなパートナーを選んだ方がいいかまとめます。
【その1】時差は少ない方がいい
お互いに都合の良い時間を合わせる必要があるため、
- 日本在住の外国人
- 時差が3~4時間以内の国の人
などが継続しやすいと思います。
一度、イギリスの方と言語交換パートナーになったのですが、
時差のため日本とはほぼ昼夜逆転なのでお互いに話せる時間を見つけるのが大変でした。
【その2】非ネイティブも選択肢に入れる
英語ネイティブは他のユーザーからも人気が高いと感じました。
たくさんのメッセージを既にいろんなユーザーからもらっているので、
なかなか言語交換パートナーになってもらうのは難しいと感じました。
そこで、非ネイティブも選択肢に入れると言語交換パートナーを見つけやすいです。
非ネイティブの場合、発音の訛りなどを気にされる方もいらっしゃいますが、
正しい発音はCDやYouTubeなどたくさんインプットの機会はあります。
私は「英語の話し相手になってくれる人なら良い」という考えでした。
あまりに訛りがきつくて何を言っているのかわからない場合は言語交換パートナーとして難しいかもしれませんが、
多様な訛りに触れることも英語学習には大切なことです。
英会話の目的が「英語を話す練習」の場合は非ネイティブでも全く問題ないですよ。
私は日本在住のスリランカ人と言語パートナーになりました。
非英語ネイティブですが、かなり流暢なのでネイティブと変わりないレベルだと感じました
なかなか言語交換パートナーが見つからない場合
言語交換はお互いのボランティアで成り立つ関係ですし、人間なので相手との相性もあります。
なかなかパートナーが見つからず、英会話の練習が思うようにできない・・・
そんな場合はオンライン英会話が確実です。
Native Camp
オンライン英会話教室はたくさんありますが、
私のオススメは自由度が高いNative Campです。
レッスン回数が無制限なので、毎日1時間話すことも可能です。
プロの英会話講師なので
- 発音を矯正してもらう
- 文法のミスを指摘してもらう
- 学習法のアドバイスをもらう
など、言語交換パートナーでは難しいことも教えてもらえます。
言語交換パートナーを探す手間が省けますし、
日本語を教える必要もないので楽です。
英会話上達の勉強法
言語交換パートナーを見つけても、ただ漫然と話すだけではあまり進歩がないと感じました。
毎日話し、さらに同時に正しい英語をインプットしていくことも大事だと思います。
言えなかったフレーズを調べて書き出す
英語で言えなかったことをノートに書きだして、
後から英語でなんというのか調べるようにしていました。
言えない英語を1文ずつ潰していく途方もない作業ですが、
小さな地道な努力の継続が英語学習には大切だと思います。
私がフレーズを調べるためによく使っているサイトはこちらです。
1つの質問に対して複数の先生が答えておられることが多く、回答もそれぞれ違うこともあります。
正解は1つだけではなく、いろんな言い回しがあることが学べます。
英文法のおさらい
私の場合、英語が出てこない時って文法の知識があやふやなことが約90%でした。
なので、改めて英文法を復習しつ、実際の英会話で使ってみる練習をしていました。
実際の会話で使える文法ばかりなので、「今度はこの文法使って話してみよう!」と勉強するのも楽しかったです。
文法は覚えるだけでなく、これらの本で使う練習をすると
実際の会話でも英語が出てきやすいです
1年後、スピーキング力の変化
英会話を練習する前、職場で私についたあだ名は「歩く辞書」でした。
(英語必須の職場だったため、周りの英語レベルは高かったです)
決していい意味ではなく、「難しい単語はやたらと知っているのに、あまり英語を話せない」ためです。
そんな風に笑われた私でしたが、毎日英会話を1年続けて実感した変化を書きます。
平日は毎日1時間、土日は2~3時間話しました。
英語を話す際の緊張・不安がなくなった
1年前は英語を話す際にすごく緊張していました。
「私の英語が伝わるのか?相手の英語を聞き取れるのか?」と
不安感がとても大きかったからだと思います。
でも、1年間のコミュニケーションを通じてその不安感はなくなりました。
「案外伝わるんだ、なんとかなるんだ」と経験から自信がつきました。
街中で困ってそうな外国人を見つけたら、躊躇なく
Do you need help?と話しかけられるようになりました!
話しながら英文を組み立てられるようになった
以前は、英語を話す前は準備が必要でした。
話したい内容を元に、どう話すかを事前に英文を考える必要があったのです。
そうしないと、話す際にどう言えばいいかわからず、ただ単語を並べるだけになってしまっていたので・・。
でも、1年後には話しながら英文を組み立てられるようになりました。
話すスピードはゆっくりですが、話しながら英文を組み立てられるととても楽です。
正しい文法に必要以上にこだわらなくなった
正しい文法で話したい気持ちが大きかったのですが、
最初からそれは無理であることも学びました。
文法を知っていることと、使いこなせることは別なんですよね。
ブロークンな英語でも案外伝わるんですよ。
正しい文法にこだわりすぎたら全く話せなくなるので、どんどん話す練習をして、徐々に正しい英語を話せるように修正していけばいいんだと考えられるようになりました。
中学英語なら文法を意識せずに話せるようになった
英会話で使う英語って、ほぼ中学英語でも大丈夫なんだと気づきました。
少し込み入った内容を話したい時は、中学英語だけでは話せないですが、
会話の7~8割くらいは中学で習った文法を使って話しているように思います。
慣れてきたのか、中学英語なら文法を意識せずに話せるようになりました。
日常の簡単な会話なら意思疎通に困ることがなくなった
込み入った内容でなければ、あまり不安なく英語を話せるようになりました。
うまく英語で話せなくても、自分が知っている単語や文法で話すようにしてみたり、
例を出して自分の言いたいことを理解してもらおうとしたり、
伝える努力っていろいろできるんだなと実感しました。
まとめ
1年たてばネイティブ並みにペラペラになるのでは・・と思ったのですが、現実はそんなに甘くなかったです。
英語を話せるには話せますがペラペラではないです。
でも、1年前と比べて英語を話すハードルがだいぶ低くなりました。
前は滝汗状態で話していましたからね(;’∀’)
- 英語を話す際の緊張や不安がなくなった
- 話しながら英文を組み立てられるようになった
- 正しい文法に必要以上にこだわらなくなった
- 中学レベルの英語なら、文法を意識せずに話せるようになった
- 日常会話なら意思疎通にあまり困ることがなくなった
英語を話す際の恐怖心がなくなったのは大きな変化でした。
スピーキング力を鍛えるのは場数が必要だと感じます!
【追記】
この続きとして、2年間言語交換パートナーと英会話を続けた結果の記事もあります。
私の2年後を知りたい方は読んでみてください!
【さらに追記】
3年間言語交換パートナーと英会話を続けた結果も記事にしました。
私の3年後を知りたい方はこちらもご覧ください。
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