【スモールステップ】英語初心者がリスニング力を上げるコツと勉強法

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英語勉強法

こんにちは、かおりです。

リスニング力を高めるコツと勉強法について徹底解説してみました!

こんな人にオススメ!

  • 英語初心者
  • 英検、TOEICに挑戦中
  • 英語を聞いても早くて聞き取れない
  • 英語で会話できるようになりたい

最初に自己紹介をさせてください。

かおり
かおり

40代1児の母です。

30歳を過ぎてから英語のやり直しを始めました。

最初は中学英語も怪しいレベルでしたが、

  • 英検1級
  • 全国通訳案内士

に合格することができました。

今は毎日1時間、外国人の方との英会話を1年以上継続しています。

英語聞いても

  • しゃべるスピードが速すぎて聞き取れない
  • 短い文章なら理解できるが、長い文章になると聞き取れない

と悩まれる人は多いと思います。

本記事で紹介する勉強法を実践していただけたら必ず英語を聞き取れるようになります

英検やTOEICなどの試験での目標達成はもちろん、

英会話をする際にも相手の話す英語を理解することができますので、コミュニケーションがスムーズになりますよ。

この勉強法をあなたのリスニング力アップにお役立てください!

あらかじめ基礎的な単語や文法を勉強しておくと、

リスニング部分にのみ集中して取り組むことができます。

ステップ1:適切な教材を用意する

リスニング力を伸ばすには、適切な教材・音源を選ぶことが大切です。

英語初心者に良い教材は3つ条件があります。

リスニングに最適な教材

  • 自身のレベルに合った難易度の英語
  • 英文・日本語訳の両方が載っている
  • 音源はネイティブのアナウンサー                           

そしてこれら3つの条件を満たす教材として英検過去問をオススメします。

英検過去問でなくても、上記3つの条件を満たすものであれば教材として向きますが、この記事では英検過去問を例に説明しています。

リスニング音源ですが、「英語の友」というアプリから無料で聴けますので、スマホをお持ちの方ならCDは不要です。

英語の友 旺文社リスニングアプリ

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Obunsha Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ

スマホをお持ちでない方はCDの購入をオススメします

また、スマホやタブレットでいつでもどこでも勉強したい方にオススメなのが

【旺文社 英検ネットドリル】です。

  • 出る順パス単
  • 過去6回問題集
  • 予想問題集

が1つにまとまったドリルです。

過去問を持ち歩かずとも、英文のスクリプトを確認できたり、リスニング問題に挑戦してみたり、隙間時間を有効的に活用でき便利です。

では、英検過去問が初心者のリスニング教材に最適な理由について解説します。

レベル分けされた英語

英検は級ごとに使用される文法や単語がレベル分けされているので、

自分に合ったレベルのものを選びやすいです。

理解できない英語を聞いていても、意味のわからない呪文を聞くのと同じでインプットになりません。

しかし、楽々聞き取れる教材も既に聞き取れているため、リスニング力はほぼ伸びません・・・。

「何について話されているかは大まかにわかったけど、細かい部分はわからなかったor問題は解けなかった」と思えるレベルがちょうどよいと感じます。

級ごとのレベル感は英検公式ページの過去問を試聴することで確認できますので、

一度試聴して「これならできそうかも」と思える級の教材を選ぶといいですよ。

ここがコツ!

自分に合ったレベルの教材を使おう!
簡単すぎても難しすぎても学習効率が悪いです。
6~7割理解できるものがオススメ。

ネイティブアナウンサーの音源

ネイティブスピーカーのアナウンサーが話す英語が収録されています。

アナウンサーの発音はクリアなため、初心者の方も聴き取りやすいです。

話されるスピードはレベル別で異なりますが、英検2級であってもそれほど早いスピードではありません。

初心者のうちは弾丸スピードの英語よりも、丁寧に発音された音源でインプットを増やす方が基礎固めに向きます

発音をそっくりそのまま真似るように練習するので、お手本にできるような良い音源を選びましょう。

リスニング力アップに必要な量の音源

英検2級の過去6回では、リスニング音源で約1時間です。

きちんと聞き取れない英語を大量に効くよりも、

決めた量の英語を完全に聞き取れるまで学習する方が、効果は高いし楽ですよ。

あまり長時間の音源ではしっかり理解できるまで繰り返しできませんし、

短時間の音源もすぐに学習が完了してしまいます。

何度も繰り返し学習するので、1時間程度が多すぎず少なすぎず適量と感じます。

ステップ2:音源を聞いて問題を解く

ここからは教材を使った具体的な勉強法について解説します。

まず、音源を聞いて何を話されているかを聴き取りましょう

その後問題も解いてみましょう。

聞き取れなければ何回か繰り返し聞いてみると、聞き取れなかった部分が聞き取れることもあります。

気になる部分があれば何度か繰り返し聞いてみてもいいでしょう。

しかし、どうしても聞き取れない部分が残った場合は

それ以上聞いても聞き取れないことが多いので、次に進んでください。

ここがコツ!

理解できない英語を根性論のように何度も聴くのはあまり効率的ではないです。行き詰まったら次のステップへ!

ステップ3:日本語訳と英文を読んで意味を確認する

まずは英文を確認しましょう。

聞き取れた部分に関しては正解だったかどうかを確認し、聞き取れなかった部分は何と話されていたかを確認しましょう。

かおり
かおり

英文を読むのでリスニングだけでなく

リーディングの学習効果もありますよ!

次に日本語訳を読んで意味を確認しましょう。

  • 単語
  • 文法
  • 文章の構造

この3つを理解できるまで英文、日本語訳をしっかり読みましょう。

読んで理解できない英文は聞いても理解できません。

読むのは自分のペースでできますが、リスニングは聞いた瞬間に理解せねばならず、リーディングよりも難易度が高いです。

ここがコツ!

「読んで理解できる」ことがリスニング力アップへの第一歩!
理解のない聞き流しではリスニングは伸びません。
内容をしっかり理解することが大切。

ステップ4:繰り返し聴く&音読

音源を聞きながら、繰り返し音読しましょう

以下の順番でやるとインプットが効率的にすすみます。

【手順1】音読する

スクリプト(英文)を読みましょう。

話すスピードは音源のようなスピードでなくても大丈夫です。

このステップで大事なのは流暢さではなく、英文を理解しながら音読できるようになることです。

英文の意味を理解しながら、場面を頭の中でイメージしながら音読しましょう。

頭の中でイメージすることによって、和訳することを防ぎます。

ここがコツ!

和訳していてはリスニングのスピードについていけません。
英文の意味をイメージで理解できるようになりましょう!

【手順2】シャドーイングをする

音源を聞きながら、音源より少し後に遅れて音読をしましょう。

このように音源より少し後から影のように後をついて話すトレーニングをシャドーイングといいます

  • 発音
  • アクセント
  • イントネーション

これらをそっくりマネするつもりで音読しましょう。

最初はスクリプトを見ながらシャドーイングをしますが、回数を重ねてくるとスクリプトなしでできるようになってきます。

自分で発音できない音は聞いても理解できないと言われますので、音源の発音をマネて話すことがリスニング力アップにつながります。

【手順3】聞いて理解できるかを確認

聴いて理解できるか確認しましょう。

耳に集中したいので音読はしません。

聴きながら場面が頭でイメージできるようになるとリスニング力向上します。

かおり
かおり

和訳なしに理解できたら、

英語を英語のまま理解できている証拠です!

【手順4】手順1~3を繰り返す

リスニング力をアップさせるには反復練習が大事です。

少し音読しただけ、少し聞いただけ・・ではリスニングできるようになりません。

何度も繰り返すことで、少しずつ伸びていきます。

毎日繰り返し継続してやりましょう。

ここがコツ!

リスニング学習で一番重要なのがこの反復練習です!
楽に聞き取れるようになるまで何度も聞く&音読しましょう。

私の経験談

実際にリスニングの学習をしていた際の私の経験談です。

どのように聞き取れるようになっていくかご参考まで。

リスニング力は気づかないくらい地味に伸びる

私は英検準1級合格まではこの記事で紹介した勉強法のみを続けました。

毎日勉強していましたが、リスニング力は一気に右肩上がりに伸びず・・。

全く上達している気がせず、

「この勉強法を続けていいのか?」

「もっと他の教材にも手をつけるべきではないのか?」

と不安な気持ちになることがありました。

しかし、半年くらいたって振り返ってみると「あぁ上達したな」と実感できるようになりました!

ここがコツ!

リスニング力アップを実感するには時間がかかります。
半年~1年くらいの長いスパンで成長するもの。

焦らずじっくり取り組みましょう!

勉強時間

リスニングは耳だけでも学習できますので、家事の合間に多く取り組んでいました。

英検2級の学習時間はだいたい毎日1~1時間半、期間は半年程度かけてリスニングをトレーニングしていました。

音読したり、シャドーイングをしたり、

疲れてきたら耳だけでリスニングなど飽きにくいようにサイクルのように学習方法を回していました。

リーディングはどうしても読む必要があるため勉強時間を確保する必要がありますが、

リスニングは耳と口が暇なら学習できますので、

  • 料理、茶碗洗い、子供の寝かしつけの間・・・リスニングやシャドーイング
  • 髪の毛を乾かす間・・・音読

など、隙間時間を使って学習することが多かったです。

英検2級合格時のリスニングレベル

私が英検2級合格時に実感できたリスニング力は

  • 洋画を観ていて字幕なしで理解できる割合が増えた
  • 電車や駅、空港、ショッピングモールなどの英語アナウンスはほぼ聞き取れる
  • 和訳なしで英語を聞き、英語のまま理解できるようになった

などがありました。

それまでほぼ英語アナウンスは聞き取れず、そもそも今まで「聞き取ろう」と思うことさえなかったのですが、

ある日聞き取れると気づいた時はうれしかったですね。

ドラえもんの「ほんやくこんにゃく」を食べたような感覚で、

今まで雑音のように感じられていた英語が、意味のわかる言語として理解できた時はちょっと衝撃でした。

まとめ

最後に、今までの内容のまとめです

ステップ1:自分に合ったレベルの教材&音源を手に入れる

ステップ2:聞いて、問題を解く

ステップ3:日本語訳を見て英文の意味、構造を理解する

ステップ4:音読をする

ステップ5:シャドーイングをする

ステップ6:聞いて理解する

ステップ7:ステップ4~6を繰り返す

リスニング力の伸びは計測が難しいですが、

英検教材を使うことによって「今、私は〇級レベル」とわかりやすいですし、

合格できればリスニング力アップの証明にもなります。

2級に合格できるレベルでは、英語初心者ではなく中級者となり基礎は完了したレベルなので

その後は

  • 英語でやりたいことのための学習へとチェンジできる
    (英会話をメインとする学習など)
  • さらなる資格にチャレンジする(英検準1級、TOEIC800目指すなど)
  • ワーホリや海外留学に挑戦する

 など、英語学習の自由度は高まりますよ!

英検過去問でスモールステップでレベルを上げると、基礎固めしやすいので是非チャレンジしてみてください。

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