こんにちは、かおりです!
英語を話せるようになりたいけど、何から手をつけていいかわからない・・。
そんな方のために、初心者からでもスモールステップで確実に、スピーキング力を上げる方法を解説いたします!
こんな人にオススメ!
- 英語初心者
- 英検・TOEICに挑戦中
- 言いたいフレーズを英語で言えない
- 外国人のお友達を作りたい
- 英語ペラペラになりたい
まずは自己紹介をさせてください。
40代1児の母です。
30歳を過ぎてから英語のやり直しを始めました。
最初は中学英語も怪しいレベルでしたが、
- 英検1級
- 全国通訳案内士
に合格することができました!
今は毎日1時間、外国人の方との英会話を1年以上継続しています。
このような資格を取得しつつ、合格当初の私はスピーキング力は低かったです。
英検1級持ってて、通訳案内士持ってて、
それでも英語をペラペラ話せないなんて嘘だと思われるかもしれません。
・・が本当です。
これからご紹介する内容のトレーニングをした結果、
今は「外国で生活できるだろう」と思えるくらいには話せるようになりました。
どのようなトレーニングが大事かと最初に結論を言いますが、
英語話せるようになるためには、話す練習をたくさんする
これしかありません。
でも、やみくもに話す練習をしても効率はあまり良くないので、事前の準備が大事です。
では、解説していきます!
【準備編】英会話に必要なものを習得
英語を話すために必要なもの
- 基本的な単語の知識
- 会話で使われる文法の知識
上記の2つが必要になってきます。
これらは英語を
- 話す
- 聞く
- 読む
- 書く
全ての上で最も基本で大事なものとなります。
例えば家を建てたい、となった時に
- 材料
- 設計図
この2つが絶対に必要です。
これを英語にあてはめるなら、
- 材料 → 単語、熟語
- 設計図 → 英文法
となります。
単語や文法を知らなければ、話す際に英語が出てきません。
なので、英語初心者の方がいきなり英会話教室に通うのはオススメしません。
基礎的な単語力・文法知識がない状態で教室へ行っても、アウトプットできるものがほぼないので、
英会話教室がインプットの場になってしまうからです。
インプットは基本暗記ですので一人でも取り組める内容のため、
ここにお金をかけるのはもったいないと思います。
英会話ができるようになるには、まず単語力・文法知識が大事!
具体的にどの程度の単語力・文法知識が必要かご説明します。
基本的な単語の知識
ある程度の語彙力がないと、言いたいことを英語で話すのは難しいです。
- 最低限必要なレベル・・・約2000語(中学卒業レベル、英検3級)
- 英会話にほぼ困らないレベル・・・約5000語(高校卒業レベル、英検2級)
の単語をまずは目標に覚えましょう。
英検3級レベル(約3000語)を覚えたら、
英会話教室をアウトプットの場として十分に使うことができます。
特に英検2級レベル(約5000語)まで単語を覚えると日常会話はほぼ困りません。
もちろん、知らない単語もまだまだあると思いますので会話の際に
「あれ、なんて言うんだっけ?」となることもあるでしょう。
でも、英検2級レベルの語彙力があれば、自分の知っている単語を使って言い換えができるようになります。
例えば、「きゅうり」を英語で言えなかったとしても、
「野菜の一種で、色は緑で、長くて、サラダによく使われるやつ」
と言い換えることができるので、知らない単語があっても問題なく会話はできます。
文法の知識
文法は英語の文章を組み立てる際のルールです。
すごく簡単な内容を伝えたい場合は
- 単語
- 身ぶり手ぶり
で乗り越えられることもあるでしょう。
しかし、内容のある英語を伝えようと思うと文法知識なしにはできません。
もちろん、文法を知っているだけでは(使える状態ではないため)うまく話せませんが、
文法知らないと、そもそも使えるように練習することもできません。
文法ルールを知ることが第一歩!
- 最低限必要なレベル・・・中学卒業程度(英検3級)
- 英会話に困らないレベル・・・高校卒業程度(英検2級)
英検3級レベル(中学卒業程度)なら、英会話教室に通うには十分な文法知識です。
どんどん話す練習をしていきましょう。
最終的には高校卒業レベルの文法を目指していただくと、日常会話・ビジネス英語も話せる文法知識が身につきます。
【実践編】日本語→英語への変換練習
文法の知識はただ覚えただけでは会話時に使うことは難しいです。
中学・高校で6年、(人によっては)大学も含めると10年英語を学んでも、英語を話せる人は少ないことからも明らかです。
文法は練習して使える状態にする必要があるのです。
以前、英会話だけを続けていた時期はあまり効果を実感できなかったのですが、
この文法の練習を始めてからスピーキング力の伸びを実感できるようになりました。
1つの文法を使いこなせたら、単語を入れ替えるだけで多様な表現ができます。
使いこなせる文法が増えると英会話はどんどん楽になっていきます。
私が実際に使用しているテキストをご紹介します。
シリーズでpart1~5まであります。
少し古い本ではありますが、文法を使えるように練習する本では最高傑作だと思います。
- 会話でよく使われる英文法ごとに例文が多数載っている
- 自然な英語表現
- 高校卒業レベルまでの文法まで網羅
- 例文を暗記することで使用頻度の高い単熟語や表現を学べる
1つの文法ルールに対して例文が多いので、表面的な知識から深い理解へと変わるんです。
デメリットとしては
- CDの音質がなんとなく古臭い
- ひたすら音読&暗唱なので根気が必要
- 3週間では無理
- 全体的に英文レベルが高い(高校英語レベル)
同じ著者の本でもこちらのシリーズは少し易しめです。
シリーズで1~7巻まであります。(超初級編の2巻を加えると全9巻)
文法を使う練習をしつつ英会話の練習をすると、上達スピードが上がる!
【実践編(無料)】言語交換パートナーを見つける
英語のアウトプットには実際に人と話したり、書くことが大事です。
オススメは無料アプリのHELLO TALKです。
HelloTalkハロートーク – 英語韓国語勉強&言語交換
HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP無料posted withアプリーチ
このアプリ、雰囲気は少しTwitterに似ていますが語学交換に特化したSNSです。
お互いの母国語を教え合う言語交換で、英語で投稿をするとその英文を英語学習者やネイティブスピーカーに添削していただけます。
私はこのアプリで
- ツイッターのようなつぶやき
- 日記
- 英語に関する質問
を投稿していました!
無料ですので投稿したからといって必ず添削してもらえるわけではありませんが、英文を投稿するだけでもライティングの練習になります。
ライティングはスピーキングと同じアウトプットなので、
スピーキング力も一緒に高めることができます。
また、日本語学ぶ外国人の投稿にも添削してあげましょう。
添削してあげたことがきっかけで、言語交換のパートナーへと発展するかもしれません。
このアプリは無料通話の機能もあります。
添削を通じて仲良くなった人と、実際に話して英会話の練習をすることもできます。
私もこのアプリで知り合った人と1年以上(もうすぐ丸2年になる)、毎日通話をして日々スピーキング力を鍛えることができています。
言語交換の魅力は「先生と生徒」ではない、ビジネスを介さない人間関係を作れることです。
楽しく一緒に勉強できる人がいれば、モチベーションアップにもつながります。
【実践編(有料)】オンライン英会話教室
オンライン英会話教室はいろいろありますが、厳選して3つ選びました。
無料の言語交換アプリと違って、パートナーを探す手間がかかりません。
最短で確実に英会話を練習したい方は、有料のオンライン英会話教室がストレスフリーです。
ワールドトーク
英会話初心者がいきなり外国人と話そうと思うと、ハードルが高く感じられる人も多いはず。
ワールドトークはそんな英会話学習を始めたばかりの方に合う英会話スクールです。
特色はこちら。
日本語で質問できるのは大きなメリットだと感じます。
英会話始めたての頃って、わからないことがあっても英語で何と言えばいいかわからなくて質問できないことが多いです。(私もそうでした)
疑問をすぐ解消できるのはとても良いと思います。
資格試験に熟知されている先生が多いので、英会話のみならず、学習の相談に乗っていただけるのもメリットですね。
全体的にとてもハイスペックな日本人講師ばかりです。
DMM英会話
オンライン英会話の中でも最大手(と言っていいでしょう)、DMM英会話です。
特色は以下4つ。
いろんな国の講師と話せることで、いろんなアクセントの英語に触れることができます。
教材費は無料なので気軽に始められますし、他のテキストに変えたい場合も気軽に変えることができますね。
また、講師の話すフレーズを聞いて理解できても、同じフレーズをいざ話そうとしても話せないことも多いです。
「聞いて理解できる」と「話せる」ことは違うためです。
録音を聞き直して講師の使っていたフレーズをメモすると、自分だけのフレーズ集を作れます。
実際に会話で使われたものなので、経験から学んだフレーズは圧倒的に記憶に残りやすく覚えやすいですよ!
Native Camp(ネイティブキャンプ)
メディアでも話題!
レッスン受け放題のオンライン英会話教室、ネイティブキャンプです。
レッスン回数が無制限なので、平日は短時間のみで休日にガッツリ受講などが可能です。
英会話は場数を踏むことも大事ですので、英会話力アップに大きく貢献してくれます。
最短5分のレッスンもOKですので、どんなに忙しくても英語に触れられ、習慣作りに役立ちます。
予約も不要ですので、「今少し時間ある!」って思えた時にサッとレッスンできるのも魅力。
時間の予定を立てにくい子育て中の方にも便利です。
独自のアプリから受講できますので、面倒なスカイプの設定は必要がないもの利点です。
ネイティブキャンプのメリットをいくつか述べましたが、
最大級のメリットはなんといってもレッスン回数無制限!
休日に何回もレッスンを受けると、留学に近い効果があります。
ずっと英語ばかり話すので、脳が英語の回路になっちゃう感じです。
私も長時間外国人の方と英語で話した後は、心の中で思う独り言さえ英語になるんですよね。
とにかくたくさん英会話の練習をしたい方にオススメの教室です。
【ブラッシュアップ編】英会話上達を速める
リーディング力
「英語話すのに、読解力って関係ある?」
と思われたかもしれません。
でも、これが関係あるのです!
英文を読むことによって、たくさんのフレーズに触れることができます。
英会話の際は今まで自分の中にインプットされた英語からアウトプットされます。
フレーズを貯めておくと会話の際にすごく役に立ちますよ。
漠然と読むのではなく、
「会話で使えそうなフレーズはないか?」と意識しながら読むのが大事!
リスニング力
リスニング力は2つの観点から重要です。
- 相手の話す内容を理解するため
- インプットのため
そもそも相手の話す内容が理解できなければ、会話は成立しません。
なのでリスニング力は英会話する上で必須!
そしてインプットのためにもある程度の量の英語を聞いておけば、
実際の会話でも聞いて覚えたフレーズを使うことができます。
まとめ
最後に、今までの内容のまとめです
準備編:英会話に必要なものを習得
- 基礎的な単語力
- 文法
実践編(英作文):英文を組み立てる練習をする
実践編(無料英会話):言語交換アプリで言語交換パートナーをみつけて会話練習をする
実践編(有料英会話):オンライン英会話で会話練習をする
ブラッシュアップ編:リーディング、リスニングでインプットを増やす
準備編がある程度身に付いたら、どんどん実践していくことをオススメします。
「文法をもっと完璧にしてから」
「リスニング力をもっと鍛えてから・・」
と思っていては、なかなかスピーキング力をあげられません。
なるべく早く英会話の練習を始めた方がいいです。
なぜなら英会話上達には時間がかかるからです。
インプットなしでは英語は話せませんが、インプットのみでもいつまでたっても英語は話せません。
私が英検1級を取得し、通訳案内士を取得した後も英語をうまく話せなかったのも、
ここに原因がありました。
英会話は話す練習をたくさんしないと話せるようにはならないのです。
言い間違いをしたり、思っていることを話せず歯がゆい思いをすることもあると思います。
英会話の練習を始めてもすぐに成果は見えてきません。
ですが、英語ペラペラ話せている人も最初はみんなそうなので、
上達には時間が必要と腹をくくり、気長にがんばっていきましょう。
あなたの英会話力向上の参考になりましたら幸いです!
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