こんにちは、かおりと申します。
大人になってから英語の勉強をやり直したい人のために、
初心者でも英語ができるようになる勉強法を紹介しています。
こんな方にオススメ!
- 英語初心者の方
- 英検、TOEICに挑戦中
- なるべくお金をかけずに勉強したい
- 独学で勉強したい
- 効率の良い勉強方法を知りたい
本題に入る前に、少し自己紹介をさせてください。
40代、1児の母です。
30歳を過ぎてから英語のやり直しを始めました。
最初は中学英語も怪しいレベルでしたが、
- 英検1級
- 全国通訳案内士
を取得いたしました。
英語の習得は一朝一夕で出来るものではありません。
だからこそ、時間的コスパの良い方法を知ることが大切です。
このブログでは効率にこだわった学習法をご紹介しています。
英語初心者さんが英語をやり直すなら英検2級を目指すのをオススメしています。
なぜなら、英検は英語学習でやるべきことがギュッと詰まっているから!
英語は範囲が広すぎて、どこから始めていいものやら迷ってしまいがちですが、
英検ならやることが明確で、バランスの良い英語力が身に付きます。
この記事は、英語基礎力を築くための学習方法を解説しています!
スモールステップで学べる仕組みがある
- 英語をペラペラにしゃべれるようになりたい
- 洋画を字幕なしで楽しめるようになりたい
このような目標を持たれる方は多いですが、かなりレベルが高い目標です。
相当の学習量が必要で目標達成までに時間がかかるのですよね。
最終的に達成したい大きい目標を設定するのは良いと思うのですが、
小さな目標もいくつか設定して、段階的に最終目標を目指す方が挫折は少ないです。
英検は5級から始まりますので、
- 5級、4級、3級・・・中学英語をすっかり忘れている方
- 3級、準2級、2級・・・中学英語はある程度覚えている方
など、ご自分の英語レベルから無理なくステップアップできます。
レベル別に分けられているので、
「簡単すぎる」「難しすぎる」と感じることなく
英語学習を始められるのもメリットです
基本的な単語と熟語を学ぶことができるから
単語や熟語はたくさん知っているほど英語を理解するのに有利です。
- 英語を聞いた時、文法を知らなくても
単語だけでもいくつか聞き取れたらそこから意味を推測することができる - 英語を話す時にどう話せばよいか文章が思いつかない時も、
単語だけでもいくつか話せたら相手が理解してくれることも多い
このように語彙力だけでコミュニケーションができる時も多いです。
しかし、これらは基本的な語彙力のある人ができることです。
基本的な単語や熟語を知らないと、
- わからない単語が多すぎて英語が理解できない
- 話す時も適当に言えそうな単語すら思い浮かばない
という状態になってしまいます。
英検2級では基本的な単語を約5000語知っているレベルです。
これだけ知っていれば簡単な会話では困ることが少ないですよ。
英検2級の単語は日常会話でもビジネス英語でも必須レベルの単語ばかりですので、覚えた単語は必ず役に立ちます。
英検2級が難しく感じる方は、5級~3級から始めても良いと思います。
既に知っている単語も多いと思うので、覚えるのが楽!
覚えた単語は2級への土台になります。
英検2級の単語の覚え方について知りたい方はこちら
日常会話~ビジネス会話に必要な文法は全て学べる
おおよそ英語で使われる文法は英検2級までで学べます。
文法は英語のルールですから、それを学ぶのは英語ができるようになるための近道です。
文法に関してはいいイメージを持たない人も多く、
「日本の学校は文法ばかり重視するから日本人は英語話せないんだ」と思われがちです。
これは大きな誤解で、文法学んだ後にそれを使って
トレーニングする量が圧倒的に少ないから話せないだけです。
もし文法を学ばずに英語を身に付けようとすると、膨大な量の英語に触れて
自分自身で英語のルールを見つけていく必要があります。
これではとても時間がかかってしまいます。
赤ちゃんならともかく、大人の私たちは文法のルールを学べば理解する力があるのですから、
最初に文法を学んでしまうのが効率的で早いです。
英検2級の文法知識があれば、日常会話もビジネス英語も困ることがありません。
4技能(聞く、読む、話す、書く)の基礎固めが完了する
「単語知ってる」「文法知ってる」だけでは英語は使えるようにはなりません。
知っている知識を使って、実際に4技能を練習することで初めて使えるようになります。
野球のルール知ってるからって、その人が野球のプレイが上手というわけではないですよね。
「知ってる」と「使える」の差は大きいです。
トレーニングを積むことで、「知っている」から「使える」状態にすることができます。
英検2級が取得できたら、もう4技能の基礎は完了したといってよいでしょう。
具体的な勉強法は下記のリンクを参考にしてください。
(リスニングについては後日記事をアップ予定です)
英検教材は優秀&低コスト
本屋さんに行くと、語学関連の本はたくさんあります。
英語のやり直しや基礎固めには、どんな本がよいか迷う人も多いのではないでしょうか。
でも英検を使って英語をやり直すなら、必要な教材は3冊だけ!
- 英検2級の単語帳
- 文法書
- 英検2級の過去問6回分
※英検2級以外の級の勉強をされる際は、対応した級のものをご準備ください
英語教材に高いお金をかける人もいるのですが、
もちろんそういう勉強法も否定しませんが、2級までの基礎力をつけるだけなら数千円の教材費のみで学習できます。
英検の過去問は試験問題ですが、良質な英語教材として使えます。
しっかり使い込めば、たった3冊で英語の基礎は完結ですよ。
私は英語初心者さんにはTOEICはオススメしていません。
初級~上級者まで受ける試験のため、初心者には解けない問題の方が多いのと、
通常のTOEICはリスニングとリーディングのみの試験だからです。
英検では4技能(聞く、読む、書く、話す)を問われるのでバランス良く基礎固めできますよ。
英検2級の合格後にTOEIC受けると、自然と500~600点取れますので、
TOEICは2級合格後に挑戦されることをオススメします。
TOEICは処理能力の高さが問われるので、中級以上の方に向く試験です。
まとめ
最後にまとめます。
英語初心者は英検を使って英語のやり直しをするのがオススメ!
- スモールステップで学べる
- 基礎的な単語や熟語を身につけることができる
- 日常会話~ビジネス英語に必要な文法の知識を得られる
- 4技能(聞く、話す、書く、読む)の基礎を完了できる
- 英検教材は優秀で低コスト
最初に基礎をしっかり作ることで、その後の英語学習がぐっとやりやすくなります。
特に英検2級は基礎としてはかなりしっかりとしたものなので、
合格できる実力がついた頃には英語でできることがとても増えます。
私が英検2級に合格した時は、
- 海外ドラマや洋画で聞き取れる英語が増えた
- ハリーポッターなどの洋書(児童書)が読めるようになった
- 英語を英語のまま理解する感覚が身についた
基礎力程度ではありますが、学習開始前と比べるとかなりの英語力アップを実感できるものとなります。
英語をこれからやり直していこうと思う人には最適な学習法ですので、
ぜひ英検でしっかりした基礎力を身に着け、その後の最終的な目標に向けてステップアップしていただきたいです。
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